みなさん、「ハシビロコウ」という鳥をご存知でしょうか?
世間的には動かない鳥として有名ですよね。
実際に動かない理由やその生態・特徴について詳しくご存知ない方も多いと思います。自分もそうでししたw
今回は、そんなハシビロコウの動かない理由やその他さまざまな特徴を紹介していきたいと思います。
動かない理由?その真相は?
ハシビロコウは動かない!これを聞くと、
「ハシビロコウはのんびり屋さんなのかな?」「何をしているのかな?楽しいのかな?」
と思う人も多くないかと思います。
実は、真相は違うんです。ハシビロコウのこの動かないという行動は「生きていく上で必要な行動」なのです。つまりは、ハシビロコウも真剣なんですね〜w
これを見てください。
見てわかる通り、くちばしの先をよ〜く見ると、鉤爪のようなものを持っているのです。
この鉤爪によって、ハシビロコウは獲物を狩っているわけです。
また、この鉤爪を使用して獲物を得る上で必要になるのが「一撃必殺」で狩るということなのです!w
つまり…
ハシビロコウが動かない理由それは…
獲物を見定めるべく、じ〜と待機しているってわけなのです。
また加えて説明するのであれば、ハシビロコウが狙う獲物(好物)というのは「肺魚」であり、この魚が呼吸をするタイミングで水面へでてきたところを狙っているそうです。
求愛行動
ハシビロコウが求愛を表現する際にする行動は、「クラッタリング」や「お辞儀」です。
うん!?クラッタリング?ってなんだって思った方!説明しますよ〜
「クラッタリング」とは、くちばしを激しく打ち鳴らすことを言います。
この2つの求愛行動ですが、飼育員さんに対して親愛の証として行うこともあるそうです!
なので、ハシビロコウがみれる動物園では飼育員さんがお世話をしていたりするタイミングを狙うなどしたら、もしかすると求愛行動を見ることができるかもしれませんね。
子育て
ハシビロコウが産む卵は約3個なのですが、最終的に一人前の大人になるのは最初に生まれたハシビロコウだけなのです。
というのも、ハシビロコウが約3個産むわけというのは、スペアの卵を一緒に産んでいるだけだそうです。
実際、卵からかえったハシビロコウはエサを与えられながら大きくなるのですが、そのエサを一番最初に生まれたハシビロコウが独り占めしてしまうのです。また、当然ながら親のハシビロコウはなんのしつけもしません。
こうして、最初に生まれた卵のハシビロコウだけが一人前の大人っとなっていきます。
なんか人間世界と違いすぎて、悲しいですよね(泣)
まとめ
ハシビロコウが動かない理由の真相。みなさんはどうでしたでしょうか?
自分は、初めて知った時なるほどなって素直に思いました!また、ハシビロコウの子育てに関しては衝撃を受けましたねw
最後まで読んでいただきありがとうございました!